ワーママはとにかく時間がない!!!
残業ができないどころか病欠で早くお迎えに行ったり、仕事の後は保育園に直行。
子供と家に帰ってきたらマママママママママと怒涛のママコールの中で家事と子供のお世話。
嵐のような毎日ですよね。
自分の時間は1分もなく一日が終わる・・・。
死ぬまでこんな生活が続くんだろうか・・・。
という方が取り入れるべきは「時間の天引き」という概念。
本日は「超多忙な弁護士が教える時間を増やすし思考法」という本の内容を一部ご紹介します。
Table of Contents
時間天引き
時間富豪・本多静六の生き方
本多静六(ほんたせいろく)という人が明治時代にいました。
この方、11歳でお父さんを亡くし、極貧の百姓として苦労して上京するも、19歳で試験に落第。
絶望して「家族に合わせる顔がない」と自殺を試みますが手が引っかかって死にきれず改心し、その後主席で卒業。
25歳で東京帝大(今の東大)の助教授になりますが、極貧時代の苦い経験から、貯金をはじめました。
40代でなんと今の価値で100億円以上の資産を持つ人に。
さらに尊敬できる点は、60歳で引退するときには必要最低限の財産だけを残して残りは教育機関などに匿名で寄付したというのです。
大学教授とはいえサラリーマンですから、普通にしていては100億円の資産を築くことなど到底不可能。
ですが、彼にこれを達成させたのは「天引き貯金法」という方法でした。
本多氏は貧乏な20代からずっと給料などの定期収入は1/4・原稿料などの臨時収入は100%貯金する、と決めました。
その資金がたまってきたところで投資も開始し、100億円の資産を築きました。
時間天引きとは
本多静六が実践していた「天引き貯金法」・・・
「超多忙な弁護士が教える時間を増やすし思考法」の著者の谷原誠氏は、この考え方を時間にも当てはめようとを提唱されています。
具体的にはこんな感じです。
- 「1日は22時間」「1日は20時間」といった感じで最初から数時間を天引きする。
- この天引きした2~4時間には絶対に予定を入れず、最初からないものとして残りの時間でやりくりする。
パーキンソンの法則
「え、そんなこと言ったって、時間の天引きなんて無理だよ!今だって時間ないのに!」というあなた。
パーキンソンの法則ってご存知ですか?
「仕事はそれに使える時間があるだけ膨張する」
という有名な法則で、つまり「使える時間いっぱいまで作業時間はどんどん膨れ上がる」ということ。
例えば家事も時間があれば「あれもこれも」とやってしまいますが、30分しかないと思えば一番重要不可欠な家事を30分以内に終わらせようとするもの。
あればあるでダラダラやってしまうし、なければないで工夫するのが人間ということですね。
まとめ
元々1日20時間とか22時間と決めて自由時間を天引きし、自分の時間を確保しようという「時間天引き」。
先程の本多氏は貯金だけでなく自己投資の習慣も守り続け、原稿を毎日1ページ以上書くということを徹底的に自分に課していたとか。
これにより、著作は370冊以上。印税で暮らせたようです。
「そんなに意識高くなくてもいい、とにかく時間が欲しいの!!」という方も、毎日1時間でもいいから自分の時間が出来ると心の余裕が出来てくるはず!
時間の天引き、試してみてくださいね^^