私、元々は年収1000万円のいわゆるキャリアウーマンだったのですが・・・。
プロフィールにも書いている通り、会社を辞めて独立して以来、ずっと月に3万円くらいしか稼げませんでした（笑）
持っていたマンションの売却とか投資がけっこう上手く行っていたのでお金にはそんなに困っていなかったのだけれど、「稼げない」という状況がずっと苦しくて苦しくて。
「稼げない自分＝情けない人間だ」
ってうっすらと思っていたんです。
でも、「世界中の億万長者がたどり着く心の授業」という本で私が執着していたものと苦しみの原因にたどり着くことが出来ました。
ということで、本日は執着とこの本が教える4ステップについて。
Table of Contents
「世界中の億万長者がたどり着く心の授業」に学ぶゴースト
「世界中の億万長者がたどり着く心の授業」は、インドで開催されている世界中の億万長者やエグゼクティブetcが受ける心のあり方の授業をまとめたものです。
この「心の授業」では
- 自分が苦悩の状態であると気づき
- 深層意識にある心の声にしっかりと耳を傾け
- 悩みの本当の正体を特定し
- 美しい心の状態で、正しい行動を選択していく
という4つのステップですべての悩みは解決すると教えています。
特に②「心の声にしっかり耳を傾ける」では自分の脳内を駆け巡る「ゴースト」を見つけるために
落ち着いた環境で、座って頭の中に浮かぶセリフを15個以上書き出す（＝絞り出す）
ということを推奨しています。
③「悩みの本当の正体を特定する」ではその15個以上のセリフの中でも最後の方にホンネが潜んでいる、と。
発見した心のゴースト
私もこのステップを取り入れてみたのですが、②の「心の中のセリフを15個以上書き出してみる」というのがけっこう難しくも興味深い時間でした。
やってみると、私の場合、苦しみの原因は「役に立つ人間でなければならない」という理想像とのギャップでした。
稼げる＝能力がある＝役に立つ＝存在して良い
という図式だったんですね。
思春期に母からは「うまなきゃよかった」etcけっこう暴言を受けていて。
そんな過去とは折り合いはついているのですが、それでも思い出すと一番胸がチクリと痛むのは
「役に立たない子」「役立たず」
という言葉でした。
役に立つ人間だと証明するために、社会的地位も給料も高い会社で働いた。
当時は「3億円持っていても仕事する」と思っていたけど、それは仕事への情熱とはまた別の問題でした。
でも、考えてみればこの世には一見誰の役にも立っていない人が沢山いる。
子供もお年寄りも障害のある方も、何か金銭的価値を生み出しているわけじゃない。
でも、私は個人的にはそういう人たちを役立たずとは思わない。
その人の存在価値は、生み出す金銭的価値とは全く別だから。
だったら自分に対してだけ「役立たず」なんて罵倒してたのはなんでだろう。
「アハ・モーメント」を探して
この本では、真の心の声にたどり着いた時に「Aha moment（アハ・モーメント）」があると言っています。
「私の問題はそんな簡単なことだったんだ」と笑いたくなるような本音。
私も最初は違う答えにたどり着いたのですがこのAha momentを指標にしたら心の底の声に気付くことが出来ました。
ずっと解決しない心のモヤモヤがある方、是非一読して見てくださいね＾＾